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2022.01.28
７５歳以上の医療費引き上げ ２割負担、来年１０月から
政府は、一定以上の収入がある７５歳以上の高齢者の医療費について、２０２２年１０月から窓口負担を１割から２割に引き上げる方針を決めました。現役世代の負担を減らして世代間の公平性を保つのが狙いのようです。
７５歳以上の後期高齢者医療費は現在、現役並みの所得のある人（単身世帯では年収３８３万円以上）を除き、窓口負担は原則１割となっています。新たな制度では、単身で年収２００万円以上かつ課税所得２８万円以上、夫婦で年収計３２０万円以上の世帯について、２割負担とする枠を創設しました。
負担増となるのは全体の約２０％に当たる約３７０万人。これによる受診控えも懸念されるため、施行後３年間は、負担増を１カ月当たり最大３０００円に抑える激変緩和措置を講じるとのことです。
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